キュアジェット
当院では、次世代のニードルフリー(針を使わない)薬液注入システム「キュアジェット(CUREjet)」を導入しています。マイクロジェットの噴射圧を利用して、皮膚の狙った層に薬剤を均一に届けるだけでなく、その物理的刺激によってニキビ跡の硬い組織を解きほぐす「次世代のサブシジョン」としての効果も期待できる最新デバイスです。
1. キュアジェット(CUREjet)とは
キュアジェットは、世界初となる宇宙工学を採用したジェット注入器です。
- マイクロジェット技術:針の代わりに、超音速のジェット噴射で薬剤を皮膚内に届けます。穴の大きさは、一般的な注射針よりもはるかに細い(約150μm〜200μm程度)ため、痛みや出血を劇的に抑えられます。
- マイクロサブシジョンの効果:強力な噴射圧が皮膚内部で横方向に広がることで、ニキビ跡の原因である「皮膚を引き込んでいる線維(癒着)」を物理的に断ち切ります。
- 精密なデリバリー:注入の深さ、薬剤の量、噴射圧をマイクロ単位で調整でき、表皮から真皮、皮下組織まで、目的に応じた層へ正確に薬剤を届けます。

2.施術モード
お悩みに合わせて、最適なモードを選びます。
1.コンタクトモード(ニキビ跡・傷跡・深いシワ)
皮膚にノズルを直接接触させ、強力なジェット噴射を行います。 硬くなった線維組織を空気圧で断ち切る「マイクロサブシジョン効果」と、薬剤の注入効果により、ニキビ跡の凹み(クレーター)や水ぼうそうの痕、深いシワを内側から持ち上げます。

2.トーニングモード(毛穴・肌質改善・赤ら顔)
皮膚から離してシャワーのように照射します。 肌の広い範囲に微細な刺激を与え、真皮のコラーゲン生成を促進します。毛穴の開き、小じわ、肌のハリなどの肌質改善や、リジュビネーション(肌の若返り)に最適です。また使用する薬剤によっては、皮脂や発汗の抑制、酒さ(赤ら顔)に対しても同時に効果を出していくことが可能です。

3,主な適応と効果
キュアジェットは、使用する薬剤や設定を変えることで、多角的な治療が可能です。
・ニキビ跡(クレーター・凹凸)・シワ
キュアジェットはジェットの力で低侵襲に癒着を剥離します。
- 推奨薬剤:ジュベルック/レニスナ(ポリ乳酸)、PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)など。
・肌質改善(リジュビネーション)・毛穴
皮膚の非常に浅い層に薬剤を均一に散らすことで、肌理(きめ)の整った肌、毛穴の縮小に効果があります。
- 推奨薬剤:ジュベルック/レニスナ(ポリ乳酸)、PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)、ボトックス、ピンクグローなど。
・薄毛・育毛治療(AGA・FPHL)
頭皮の狙った深さに発毛因子や有効成分を直接届けます。針を使わないため痛みが少なく、麻酔なしでも施術が可能です。
- 推奨薬剤:ミノキシジル、成長因子など。
4. 施術の経過とダウンタイム
【日常生活の制限】
当日の入浴や過度な運動は避けていただきますが、翌日からは通常通りの生活が可能です。紫外線対策と保湿を徹底してください。
5. リスクと副作用
注入部位に一時的に生じます。
薬剤の反応により、一時的にむくみを感じることがあります。
注入する薬剤(ボトックスやフィラー等)に対し、稀にアレルギーが起こる可能性があります。
6. よくあるご質問(FAQ)
A. 針を用いた注入に比べると痛みは大幅に軽減されています。痛みに弱い方には表面麻酔(クリーム)の併用をお勧めしています。
A. ニキビ跡や薄毛治療の場合、1ヶ月に1回のペースで3〜5回程度継続することで、より高い満足度を得られる方が多いです。
A. 注入部位の穴が閉じるまで、当日はメイクを控えていただいております。翌日からは通常通り可能です。
7. 未承認医薬品等に関する表示
キュアジェットを用いた治療には、国内未承認の機器および薬剤が含まれるため、以下の情報を開示します。
キュアジェット(CUREjet)は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
当院では、国内輸入代行業者を通じて医師個人の責任において輸入しています。
国内において同様の「ジェット注入」を目的とした承認医療機器は存在しますが、キュアジェット独自のソレノイド駆動方式を持つ承認機はありません。
韓国のKFDA(食品医薬品安全処)等の承認を得ており、アジア圏を中心に多くの臨床実績があります。重大な副作用の報告は現時点ではありませんが、日本国内では未承認のため、副作用救済制度の対象外となります。
柏の葉キャンパス・柏・流山エリアでニキビ跡・毛穴治療をお考えの方へ
これまでの治療で効果に満足されていない方も、お気軽にご相談ください。
監修:柏の葉スキンクリニック 院長 山下千聡
(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)