しみ・そばかす・肝斑

シミの種類

シミといっても様々な種類があり、治療法が異なると悪化してしまうものもあるため、診断が重要です。

代表的な4つのタイプをご紹介します。多くの方は、これらが混在しています。当院では、皮膚科専門医が、拡大鏡(ダーマスコープ)や肌診断機などを用いてシミの種類を見極め、医学的根拠に基づいた効果の高い治療をご提案します。

1. 老人性色素斑(一般的なシミ)

  • 特徴: 紫外線と加齢が主な原因。境界がはっきりした茶色の斑点で、30代以降に増え始めます。
  • 治療:レーザー「QーplusC」を用いて治療します
  • スポット照射:1〜2回でとりたい方に。
  • ルビーフラクショナル:テープを貼りたくない、ダウンタイムを抑えたい方に。

2. 肝斑(かんぱん)

  • 特徴: 30〜40代の女性に多く、両頬や額に左右対称に広がる、境界がぼんやりとした薄茶色のシミです。紫外線のほか、ホルモンバランスや摩擦(こすりすぎ)など多くの要因が影響します。
  • 治療: 強い刺激は厳禁です。
  • 内服薬: トラネキサム酸、ビタミンC・E
  • レーザートーニング: 弱いパワーでメラニンを少しずつ減らします。
  • リバースピール: 肝斑・色素沈着用のピーリングで、肌の奥の色素を排出させます。
  • ピンクグロー:強力な抗酸化作用を持つグルタチオンに加え、非架橋ヒアルロン酸、ビタミン類、アミノ酸類など計56種類の成分をバランスよく配合されている薬剤を注入します。

3. そばかす(雀卵斑)

  • 特徴: 鼻から頬にかけて散らばる、小さな点状のシミです。遺伝的要素が強く、幼少期から思春期に出現します。
  • 治療 レーザー「QーplusC」を用いて治療します
  • ルビーフラクショナル:1〜2回で効果を十分実感できます。

4. ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

  • 特徴: 20歳頃から、両頬や小鼻に現れる灰色〜青みがかった茶色のアザです。皮膚の深い場所(真皮)にあるため、通常の光治療では改善せず、強力なレーザー治療を要します。
  • 治療: レーザー「Q-plus C」(保険適応です)

治療メニュー

1.レーザー(Q-plus C)

当院では、シミ治療に特化したQ-plus Cというレーザーを導入しています。3つの波長(ルビー/KTP/YAG)を使い分けることで、あらゆるシミに対応します。

  • スポット照射: 濃いシミをピンポイントで破壊します。
  • ルビーフラクショナル: テープ保護がいらない画期的な治療です。ダウンタイムを抑えながら、顔全体のシミ・そばかすを一掃したい方におすすめです。
  • レーザートーニング: 肝斑やくすみを改善し、肌のトーンアップを図ります。

ADMや太田母斑、異所性蒙古斑などの「アザ」と診断された場合は、Q-plus Cを用いた治療に健康保険が適用されます。

 [(QplusC のページへ)]

2. 内服薬・外用薬

レーザー治療の効果を高めるため、もしくは単独で治療するため処方いたします。

  • 内服薬: シナール(ビタミンC)、トラネキサム酸、ユベラ(ビタミンE)など
  • 外用薬: ハイドロキノン(漂白作用)、トレチノイン(排出促進)など

3. エレクトロポレーション(導入治療)

ケアシスという機器を用いて、美白成分を肌の奥深くまで浸透させます。: レーザー後のほてった肌を冷却・鎮静する効果のほか、肝斑治療の補助としても有効です。

 [(ケアシス のページへ)]

4.リバースピール

マッサージピールの成分をベースに、肝斑や色素沈着の改善に特化して開発された新しいピーリングです。

 [(ピーリングのページへ)]

よくあるご質問(FAQ)

Q. 1回のレーザー治療でシミは消えますか?

A. 老人性色素斑などの表面的なシミは、多くの場合1~2回のスポット照射で劇的な効果が得られます。 ADMや肝斑の場合は、数ヶ月おきに複数回の治療が必要になります。

Q. 肝斑があると言われましたが、レーザーは打てないのでしょうか?

A. 従来の強いレーザーは禁忌でしたが、当院の「レーザートーニング」や「リバースピール」など、肝斑に適したマイルドな治療法を選択することで、安全に改善を目指せます。

Q. 痛みはありますか?

A. 輪ゴムで弾かれたようなパチンとした痛みがあります。小範囲であれば冷却のみで可能ですが、痛みに弱い方や広範囲の場合は麻酔クリーム(別途費用)の使用も可能です。

未承認医薬品等に関する表示

当院で使用する「Q-plus C」および特定の薬剤を用いた治療には、国内承認外の目的や製剤が含まれるため、以下の情報を開示します。

未承認医薬品等

Q-plus Cは、アザ等の治療器として厚生労働省の承認を得ていますが、特定の美容目的での使用については国内承認外の用途となります。また、トレチノインやピーリング剤等の製剤は国内未承認の製剤を含みます。

入手経路等

当院で使用する機器・薬剤は適正な輸入代行業者を通じて医師個人の責任において導入しています。

国内の承認医薬品等の有無

国内においてQスイッチレーザー等の承認機器は存在しますが、3波長を統合した本機と同等の承認機は限られています。

諸諸外国における安全性等に係る情報

米国FDA(食品医薬品局)や欧州CEマークの承認を取得しており、世界各国の医療機関で長年の使用実績と安全性が確認されています。国内未承認のため、副作用救済制度の対象外となります。


柏の葉キャンパス・柏・流山エリアでシミにお悩みの皆様へ

当院では、皮膚科専門医があなたの肌質、ライフスタイル、ご予算に寄り添い、科学的な根拠に基づいたシミ治療を共に進めてまいります。お気軽にご相談ください。


監修:柏の葉スキンクリニック 院長 山下千聡 (日本専門医機構認定 皮膚科専門医)


診療のご予約

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